賑わう通りでお店を経営しているが、店内に客がおらず困っている店主と、一人のお客様と握手をして契約を結んでいる笑顔の店主の対比。

「今月は1万PV達成しました!」
「すごいですね!で、問い合わせは何件ありました?」
「……えっと、0件です」

これは、Web担当者やブロガーの間でよくある会話です。

元営業マンの私から言わせれば、これは「お店の前を1万人が素通りしていっただけ」と同じ状態。
賑やかで嬉しいかもしれませんが、レジにお金は入っていないので、ビジネスとしては赤字です。

Webサイトを運営する目的は、アクセスを集めることではありません。
その先にある「問い合わせ」や「申し込み」を獲得することですよね。

今回は、PV数(集客)の呪縛から解き放たれ、「コンバージョン(成果)」にこだわるための、Googleアナリティクス(GA4)活用法と改善策をお伝えします。

1万PVでも問い合わせ0件なら、そのサイトは「趣味」です

少し厳しい言い方かもしれませんが、ビジネスでWebサイトを運営している以上、成果(コンバージョン)が出なければ、それは「趣味のブログ」と同じです。

営業の世界では、どれだけ飛び込み訪問をしても、契約が取れなければ評価されません。Webサイトも同じです。

「ザル」になっていませんか?

アクセスがあるのに問い合わせがないサイトは、底に穴が開いたバケツ(ザル)です。
いくら水(アクセス)を注いでも、全部流れ出てしまいます。

まずやるべきは、水を増やすこと(記事を量産すること)ではありません。
「バケツの穴を塞ぐこと(問い合わせ率を高めること)」です。

ここからは、その「穴」を見つけ、塞ぐための具体的なステップを見ていきましょう。

そもそも「コンバージョン(成果)」を定義していますか?

「コンバージョン(CV)」とは、Webサイトにおける「ゴール」のことです。
あなたは、自分のサイトのゴールをどこに設定していますか?

「お問い合わせフォームの送信」だけがゴールだと思っているなら、それは少しもったいないです。

小さなゴール(マイクロコンバージョン)を作ろう

いきなり「結婚してください(問い合わせ)」と言うのはハードルが高いですよね。
まずは「連絡先交換(小さなアクション)」から始めるのが鉄則です。

Webサイトでも、以下のような「小さなゴール」を計測することをおすすめします。

  • スマホで「電話ボタン」をタップした
  • LINE公式アカウントに登録した
  • 「料金表ページ」をじっくり見た
  • 会社概要(信頼性)を確認した

これらは、将来のお客様になる可能性が高い「見込み客」の行動です。これらをGA4で計測できるように設定しましょう。

【GA4】「キーイベント」を見て、サイトの勝率を知る

Googleアナリティクス4(GA4)では、重要な成果のことを「キーイベント」と呼びます。(以前はコンバージョンと呼ばれていました)

※設定画面などでは「コンバージョン」という言葉も残っていますが、レポート画面では「キーイベント」を探してください。

見るべきは「キーイベント率(勝率)」

GA4のレポート画面で、以下の数字を確認してください。

  1. セッション数(訪問回数)
  2. キーイベント数(成果数)

ここから割り出される「セッションのキーイベント率」が、あなたのサイトの「営業勝率」です。

  • 100人が来て、1人が問い合わせた = 勝率 1%

もしこれが「0.01%」なら、記事を書くのを一度止めて、サイトの中身(デザインや導線)を直す必要があります。
逆に「3%」あれば、かなり優秀な営業マンです。この状態なら、広告を出してアクセスを買っても元が取れます。

 Googleアナリティクス4のレポート画面の模式図。「エンゲージメント」→「キーイベント」の項目がハイライトされており、セッションキーイベント率の数字が強調されている。

デザイナーが指摘!クリックされないボタンの「3つの大罪」

「勝率(キーイベント率)」が低い場合、最大の原因は「申し込みボタン(CTA)」にあります。

Webデザイナーとして多くのサイトを見てきましたが、問い合わせが来ないサイトのボタンには、共通する「3つの大罪」があります。

1. 「背景に溶け込んでいる」罪

サイトがおしゃれだからといって、ボタンまでテーマカラー(例:青いサイトで青いボタン)にしていませんか?
ユーザーは流し読みをします。「ここがボタンだ!」と0.1秒で分かる色(アクセントカラー)でないと、気付かれずにスルーされます。

2. 「見つからない」罪

記事を読み終わった一番下だけに、ひっそりとボタンを置いていませんか?
営業熱心なサイトは、記事の途中、サイドバー、画面の下(追従ボタン)など、「いつでも声をかけられる場所」にボタンがあります。

3. 「文言が怖い」罪

ボタンの文字が「送信する」「申し込む」になっていませんか?
これはユーザー心理として、「送信したら後戻りできない」「売り込まれる!」という恐怖を感じさせます。

  • × 送信する → ○ まずは相談してみる
  • × 申し込む → ○ 無料で資料を見てみる

営業トークと同じで、「ハードルを下げる言葉」に変えるだけで、クリック率は劇的に変わります。

数字が変われば、ビジネスが変わる

「PV数」は、あくまで「認知」の指標です。
しかし、「キーイベント数(コンバージョン)」は、あなたの「ビジネスの利益」そのものです。

  1. GA4で「キーイベント(成果)」を設定する。
  2. 現在の「勝率」を知る。
  3. ボタンの色や文言を変えて、勝率が上がるかテストする。

これを繰り返せば、アクセス数が今のままでも、問い合わせを2倍、3倍に増やすことは十分に可能です。

まずは今日、ご自身のサイトをスマホで開いて、「このボタン、自分なら押したくなるかな?」と問いかけてみてください。その違和感こそが、改善への第一歩です。


会津エリアの事業者様へ、特別なご提案

「理屈はわかったけど、GA4の設定方法がわからない……」
「ボタンを変えたいけど、デザインやコードが触れない……」

もしあなたが会津若松近郊でビジネスをされているなら、ぜひ私に声をかけてください。

遠隔でのアドバイスだけでなく、直接ノートパソコンを持って御社へ伺い、その場で設定や修正を行うことも可能です。

  • 今のサイトの「勝率」診断
  • クリックしたくなる「ボタンデザイン」への改修
  • 電話への誘導設定

「ネットのことはよくわからない」という経営者様こそ、地元のパートナーが必要です。
難しい専門用語は使いません。まずは「どんな成果が欲しいか」だけ教えてください。

一緒に、あなたのサイトを「稼ぐ営業マン」に育て上げましょう!

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